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生薬の甘草とは別物!根も芽も蕾も花も食べられる萱草の魅力

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うみのなかでございます。

雨が続き相変わらず土が乾かないのですが、それでも何とか大豆の土寄せをしました。土が重いのでなかなかの重労働です。今年の梅雨は長い気がするのですが、気のせいでしょうか。晴れが待ち遠しい...

今回はカンゾウという野草について書きました。春先に芽を出す旬の味覚です。美味しいのはもちろん、何と!芽を食べ損ねても蕾を食べられます。カンゾウにとっては不運なような感じですが、それでもやっぱり美味しいのは美味しいんです。

カンゾウ(萱草)

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さて、カンゾウという植物は漢字だと「萱草」と書きます。これは中国の漢名です。ユリ科ワスレグサ属に分類される多年草です。カンゾウと言ってもよく似ている2種類はノカンゾウとヤブカンゾウがあります。この2つが今回紹介する味覚です。あとはハマカンゾウ、他にも諏訪市霧ヶ峰で有名なニッコウキスゲなんかもカンゾウって言われたりしますが、同じワスレグサ属です。一般的にカンゾウと言えばユリの花に似たノカンゾウかヤブカンゾウです。

ノカンゾウ(野萱草)とヤブカンゾウ(藪萱草)

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ノカンゾウとヤブカンゾウの違いは花の咲き方です。ノカンゾウの一重咲きに対して、ヤブカンゾウは八重咲きです。なので写真はヤブカンゾウです。花が咲くまではどっちがどっちか区別は全くつきません。ノカンゾウは別名ベニカンゾウとも呼ばれるので、多少は紅色が強いようですが、正直ほとんど分かりません。じゃあどっちがその根も芽も蕾も食べられるの!?となりますが、どっちも美味しく食べられます。味は98%同じです。というより区別する必要ないくらい同じような味です。(笑)

食用としてのカンゾウ

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土手やその辺の草っ原に普通に生えてます。見分けも簡単なので、一回覚えればそこら中で見られると思います。我が家に生えているのはヤブカンゾウ、山に入らずとも採れるのでお手軽な山菜として人気です。タイトルの通り、根も芽も蕾も食べられるわけですが、花も食べられます。

根は新芽と一緒に天ぷらにして食べましたが、紡錘状の部分はジャガイモのようなホクホク感が少しあって美味しいんです。もちろん新芽も美味しいのですが、これはさっと茹でておひたしにしたり、酢味噌で食べたりできます。味で言うとネギみたいです。蕾は黄色っぽい今にも咲きそうなものではなく、青いやつがシャキシャキして美味しいです。これは茹でてから炒め物にしました。ちなみに新芽はキシッキシッといった食感なので、違いは楽しめます。蕾の味は同じくネギです...花の色はキレイですが、味はさほど感じないかも知れません。なので彩りとして飾るのに適しています。一日花なので、咲いたら次の日にはシワシワになることが多いです。見つけたら早めに採りましょう!新芽はフキノトウと同じタイミング、蕾と花は梅雨時期です。

生薬としてのカンゾウ

混同されやすいのですが、生薬としてのカンゾウは漢字だと「甘草」です。これはマメ科カンゾウ属の植物でウラルカンゾウやスペインカンゾウが生薬として利用されます。ちなみに生薬は植物由来や鉱物が一種類のもの、それを2種類以上ブレンドすると漢方になります。甘草は根や根茎を乾燥させたもので鎮痛、鎮痙、去痰などの効能があります。

まとめ

甘草と萱草は別物です。

そして萱草はノカンゾウもヤブカンゾウも美味しい!

甘草は試したことないので分かりません。

では!