くらしぜん

ほんのひと手間で暮らしは自然になる

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小倉乃湯の裏山にある温風穴と冷風穴と神聖な雰囲気の巨石群

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うみのなかでございます。

大豆の選別もようやく終わったので、自家製味噌をそろそろ作りたいな〜と思っています。コウジイラズという品種の味噌は美味しいと聞いたので楽しみですが、その前に味噌樽のような小さめの木桶が欲しいな〜

さて沓掛温泉「小倉の湯」の裏山にある風穴を探索してきたので、風穴とはなんぞや?ということと、小倉の湯の裏山の魅力について書きました。やきもち石と呼ばれる緑簾石と巨石群についても触れます!

風穴とは?

昔の貯蔵庫としてよく利用されていました。青木村では養蚕が栄えているときに子檀嶺岳の中腹にあるかなり大きい風穴を利用していました。風穴は気温差と気圧差により内外で風の流れが生じる洞窟のことです。

冷風穴

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夏には冷たい風が出てくる冷風穴ですが、その利用としては野菜や漬物の保存、または養蚕などでした。現在も天然の冷蔵庫として各地で使われているそうです。冬に冷たい外気を取り込み、洞窟が冷やされ夏までその冷たさを維持することで夏には冷たい風が出るそうです。ちなみに青木村と同じ小県郡(ちいさがたぐん)にある長和町では特産品の信濃霧山ダッタンそばの保管庫として冷風穴を利用しているそうです。見たことはありませんが...

本風穴は小高い山の麓や谷間によくみられる自然的現象である。山腹から吸収した空気は山の中を通り冷風としてある部分に吹き出しているものです。冷蔵庫やクーラーのなかったその昔、この冷風を利用して蚕種や食品を貯蔵したもので、古くから住民に喜ばれた。

風穴 青木村

青木村の小倉乃湯の裏にある冷風穴は石積みがあってまさに貯蔵庫です。看板がありますが、説明はこんな感じです。よくある冷蔵庫なのは分かりますが、地区名入れたり、もう少し当時の暮らしの様子が分かる説明が欲しいところです。

温風穴

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冷風穴は下の方にありますが、温風穴は上の方にあり、冬には温かい風が出てきます。これは下の方にある冷風穴が温かい外気を吸い込み、洞窟内を通り、上の方の温風穴から出てくるという訳です。つまり冷風穴と温風穴はセットになっていて、冷風穴から上方、筋状に温風穴があるということです。こちらは昔から利用されていたことはあまり無いそうです。温かいと言っても温度計を当てると10℃くらいだからかもですね...

温風穴の周辺は温かくなるため、冬でもシダなどの草が生えています。また苔は外気との温度差で湿り水滴が付いています。雪がある場合はそこだけ溶けていることが多いみたいなので発見のヒントになります。写真を見ても温風穴の部分だけ草が生えているのが分かると思います。

やきもち石

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小倉乃湯から冷風穴までに石の階段を登りますが、そこには少し緑がかった丸い穴がちらほらとあります。これはやきもち石と呼ばれる緑簾石の跡です。やきもち石を割ると中は空洞になっていて、うぐいす餡のような緑色をしています。それで昔から焼き餅石と呼ばれているそうです。

凝灰岩にできた緑簾石の球状の塊が転げ落ちて丸くなったものだそうで、小倉乃湯から冷風穴までの階段にある丸い穴は転げ落ちた焼き餅石の跡だと思うと詳しい方が言っていました。

神聖な灯籠と巨石群

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冷風穴から少し先に行くとあるのが大きい2つの灯籠です。そして段を上がっていくと巨石群と言えるか分かりませんが、神聖な雰囲気が漂っています。ここは小倉乃湯の裏にある散策路になっていて、スタート地点に案内看板はありますが、この灯籠と巨石については全く記されていません。

冷風穴を天からの贈り物と考え神様が降り立つ場を作ったのか、それとも冷風穴を利用していた頃より遥か昔の祭壇のようなものか、分かりませんが、周囲にある平たい石の石積みを見ると昔からここで何かを神聖な対象として暮らしていたのかな〜と思わされます。タイムマシーンがあれば過去に行きたい派です。(笑)

まとめ

新しいものよりも古いものを知ることの方が大切だと思います。

まとめでも何でもありませんが...今回はこんなところで!

それではまた!