くらしぜん

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酸味があって塩っぱい!そこら辺に生えているヌルデの白い実

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こんばんは〜うみのなかです。

自分でフライヤーとか作成できるようにイラレとフォトショ(CS5)を趣味の趣味で使用していたのですが、PCのダウングレードとかをしている時に消えてしまった訳で...趣味の趣味で月額払ってCCを使用するのも気が引けてしまうけど、やっぱり欲しいからどうしようかと考え中です。

さてさて、今回はヌルデという木の「実」について書きます。ウルシはご存知だと思いますが、ヌルデはそのウルシによく似ています。野山に普通に生えている木ですが、この冬の時期は実が白くなっています。舐めてみると塩っぱい!その正体について書きました。

ヌルデ

ヌルデ(白膠木)はウルシ科ヌルデ属に分類されます。別名はフシノキ、またはカチノキです。ヌルデは幹を傷つけて白い液を採取することができますが、それを塗料(ヌテ)として使用していました。またその白い液がヌルヌルすることから名が付いています。他にも以下のような由来があります。

ヌルデの名は、かつて幹を傷つけて白い汁を採り塗料として使ったことに由来するとされる。フシノキは、後述する生薬の付子がとれる木の意である。カチノキ(勝の木)は、聖徳太子が蘇我馬子と物部守屋の戦いに際し、ヌルデの木で仏像を作り、馬子の戦勝を祈願したとの伝承から。

ヌルデ - Wikipedia

秋になるとキレイに紅葉します。また野山でよく見かけるようにパイオニアツリー(先駆性樹種)です。パイオニアツリーは幅広い環境に適応していて真っ先に生えてくる樹種のことです。特徴は冬になると実に白い粉が付くこと、あとは葉の間(小葉と小葉の間)の葉軸に翼(ヨク)と呼ばれるものがあります。その名の通り葉軸に翼が付いているように少し幅広くなっています。

ヌルデの白い実

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青木村には「滝山炭の会」という刀鍛冶用に松炭焼きをしている団体があります。ボクはその炭焼きを知り、残すこと広めることを目的にお手伝いしているのですが、その時にヌルデの実を舐める機会がありました。

なんと!塩っぱいんです。でも酸味があります。昔はよくヌルデの実を舐めておやつ代わりにしていたと聞き、調べてみると...どうやら信州ではこれを似て塩の代用にしていたそうです!しかしその人は「ヌルデの実を煮詰めても塩にはならない」と言っていました。はてさて、どっちなんでしょう?

ヌルデの白い粉はリンゴ酸カルシウムで塩のようにナトリウムを含んでいないので「塩ではない塩味」を感じることができます。塩分を控えている方には思いも寄らぬ健康食かもしれません。ちなみにヌルデがなぜ白い粉を出すのかは不明のようです。実を舐めてかぶれることはないそうですが、ウルシと同科なのでかぶれないことはありません。かぶれることは稀だそうですが、摂り過ぎは控えた方が良いかもしれません。

漢名にすると「塩麩子(えんふし)」と塩の字が入ります。これは乾燥させた漢方薬ですが、咳、痰、喉に効くそうです。

まとめ

ヌルデの白い実について書きました。

  •  リンゴ酸カルシウム
  •  ナトリウムを含まないので塩ではない
  •  昔は塩の代用として利用していた
  •  漢方は塩麩子で咳、痰、喉に効く
  •  塩分を控えている方には思いも寄らぬ健康食?

野山に真っ先に生えるのがパイオニアツリーです。近くに山がある方は土手などを探してみてください。そしてもし実があったら舐めてみてください。ホントだ〜塩っぱい!とちょっと感動するかもです。

ではー!