くらしぜん。

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手もスベスベ?お蚕さんの繭から絹糸を手繰るランプシェード作り

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こんにちは、うみのなかです!

青木村に来てからそばを食べる率が高いです。青木村のブランドそば「タチアカネ」が美味しい。これについてはちゃんと後で書こうと思います。

今回は、青木村の郷土美術館で繭の絹糸からランプシェード作りが行われたので、その作り方を書きました!参加者は上田市などから15人くらいでした!お蚕さんのパワーを感じました。皆さんもこれを読んだら繭を手に入れてチャレンジしてくださーい!

蚕と繭と絹糸と

いつも通り簡単ではありますが、そもそもそれって何ぞやを書きます。カイコの正式名称はチョウ目カイコガ科の「カイコガ」です。昆虫です。地方名もあるので呼び方は様々ですが...それよりも驚くのは野生にはカイコはいないんです。昔々のこと、繭を作る昆虫を見つけた人が飼育を初めてカイコになりました。近縁種はクワコと言います。野生にいないので、というか飼育されてきた昆虫なので、餌が無くなっても野生にはならない、逃げださないそうです。これは面白い。家畜化された昆虫「家蚕(かさん)」と呼ばれます。そのカイコが蛹になりますが、その時に繭を作ります。繭から絹糸を取ります。

ランプシェード作り

製糸場で働いていた方は手がスベスベだったそうです。いつも絹糸を手繰り寄せるので、絹の成分がいつも手についていたんだと思います。シルクの石鹸とかシルクの化粧品ってよくありますよね!それですそれです。

繭に水分を含ませる

ここの過程が1番大切だと思います。詳しく説明が書いてある資料をいただいたのですが、今回はあえて、ざっくりとその内容を書きます。

繭を水に浸したら、90℃近くまで加熱します。その後は水を加えて少し温度を下げた状態で放置します。すると繭の中の水蒸気が水に変わり、繭の中に水が入ります。そして、再加熱して、また放置したらいよいよスタートです。

糸口を探す

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繭に歯ブラシやタワシを擦り付けると糸がくっついてくるので、それを何個か行います。最初は1つの繭から何本も糸が出てきますが、その内キレイな1本になるので、そうなるまで糸を手繰ります。1つの繭から糸は1500メートルも取れるそうなので、気にせずじゃんじゃん手繰ります。

風船に絹糸を巻きつける

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風船を膨らませたら、しっかりと口をしめます。じゃないとだんだん空気が抜けてきてしまうので注意。そしたら風船にランプを入れるための口を確保するため、マジックで風船に円を書き、まずはその円に沿うように糸を巻いていきます。つまりはランプを入れる口をしっかり作るということです。あとは自分が思うように糸を風船に巻きつけていくだけです。最後はランプを入れる口に何回か巻きつけて糸を切ったら、そこをボンドやノリで固定します。

  •  絹糸を手繰るときは手を湿らせながらやる。
  •  中心(風船の先端)に糸を巻くようにする。

ランプを灯す

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好きに糸を巻きつけた後は乾くまで置いておきます。そして風船の空気を抜いて、ランプを入れれば完成です。意外に簡単!だけど繭を手に入れるのが難しい?余った繭も取っておけばまた使えます。その時は繭だけ冷凍して、使うときにお湯をかければ復活です。

まとめ

このランプシェードは結構しっかりしてます。大きい風船でやれば部屋の照明にもなりそうですね!なかなかチャレンジするとなると準備したり、繭を手に入れたりで大変かもしれませんが、それ以上に繭のことを知れたり、思った以上に良いものができます。

それではー!